こんにちは、かずぽんです
海水魚を飼いたいけど難しそう
どうやって飼えばいいの?
と悩んでいませんか?
はじめての人が海水魚を飼うのに失敗してしまうのは
- 好きなお魚をたくさん入れてしまう
- お魚が飼える水になっていない
- お魚にストレスをあたえている
など様々なことが原因です
失敗しないためにも
はじめての人でも海水魚をうまく飼えるようになる記事を書きました
- 小型水槽でも楽しめるお魚
- お魚を飼うのに必要なもの
- お魚を飼う前にやること
- お魚を買ってから水槽に入れるまで
- お魚のお世話やメンテナンス
などを詳しく解説しています
私はこの飼い方でカクレクマノミが2023年で10歳になりとてもうれしいです
生きものなので、ながく元気に飼いたいですよね?
私が実際にやってきたことを画像を多めにわかりやすく書いたので参考になると嬉しいです
小型水槽でも楽しめるお魚
海水魚にはたくさんの種類がいます
かなり悩むと思います
このお魚が小さくてかわいいから、この子でいいの?
見た目で選ぶのは大事ですが、お魚によっては・・
- フードを食べなくて困っている
- 飼いはじめは小さかったのに巨大になった
- 他のお魚とケンカばかりする
など知らないと色々な問題が出てきます
そこで今回紹介するのは
- はじめてでも飼いやすい
- 小型水槽でも大丈夫
- 入手しやすい
お魚を選んで紹介します
飼いやすいお魚ですが注意する点も少しあるのでそのあたりも参考にしてくださいね
カクレクマノミ
飼いやすさ | ◎ |
値段 | 1000円〜1500円 |
大きさ | 〜約8cm |
寿命 | 約10年 |
他の魚との相性 | ◯ |
カクレクマノミは水槽の主役になれるお魚です
きれいで泳ぎ方もかわいくフードも何でもよく食べます
イソギンチャクと一緒に飼いたいカクレクマノミですが、いなくても問題なく飼えますので安心してください
- お魚を追加するとき、同じクマノミの種類は小型水槽ではケンカをすることが多いので一緒に飼えないこともある
- 水槽の中に手を入れると噛む事がある(うちの子は噛みます)
デバスズメダイ
飼いやすさ | ◎ |
値段 | 200円〜500円 |
大きさ | 〜約8cm |
寿命 | 3年〜4年 |
他の魚との相性 | ◯ |
水色がきれいな飼いやすいお魚です
群れるお魚なので小さい子を3匹入れると一緒に泳いでかわいいです
はじめに入れるお魚に最適です
どこの海水魚ショップにも必ずいるお魚です
- 1匹だけだと、おくびょうなので他のお魚にいじめられることがある
- 群れを作りたくて多くいれると水が汚れるので、小型水槽では3匹ぐらいが良い
ルリスズメダイ
飼いやすさ | ◎ |
値段 | 200円〜500円 |
大きさ | 〜約8cm |
寿命 | 3年〜4年 |
他の魚との相性 | ◯ |
ブルーがとても綺麗なお魚
フードもよく食べて元気に育ちます
私がはじめて飼ったのは、このルリとデバでした
この子は初心者だった私が4年半飼うことができました
- 成長すると群れないお魚
- 成長すると自分より小さい魚をいじめるので注意が必要
ハタタテハゼ
飼いやすさ | ◎ |
値段 | 1000円〜1800円 |
大きさ | 〜約7cm |
寿命 | 約5年 |
他の魚との相性 | ◯ |
慣れてくると、水槽の手前を泳いでくれる綺麗なお魚
温和なので飼いやすいお魚です
この子は飛び出しで私は2ヶ月しか飼えませんでした
それから水槽は必ずフタを全面にするようになりました
- 他のお魚にびっくりして水槽から飛び出すことがあるので、水槽のフタは隙間なくしっかり付ける
- 他のお魚が怖くて隠れることが多いので、安心できる場所を作ってあげる
お魚を飼うのに必要なもの
海水魚は水槽の中で海を再現しないといけないので、そのために色々なものが必要になってきます
最低限そろえてほしいものを書いたので参考にしてください
水槽
まずは水槽です
水槽の大きさは置けるスペースにもよりますが、60cm✕30cm✕36cmの水槽あたりが良いです
私は、はじめ30cmの水槽を買って、小さいのですぐに60cmに変えました
60cm水槽にする理由は、ある程度の水量(約55L)があるからです
- お魚を多く入れられる(水10Lに1匹が理想)
- お魚の泳ぐスペースが広い
- 水温変化が少ない
- 水質の変化が少ない
飼うのにも慣れてきて水質のことも分かってきたら、水槽を大きくしたり
小さくしても良いと思います
私は今、小型のオーバーフロー水槽でお魚を飼っています
海水魚にハマると最終的にオーバーフロー水槽が良いと思います
ライト
LEDライトがおすすめです
ライトは各メーカーから発売されてます
お魚も夜は寝るので、タイマー付きのLEDライトかスイッチボットなどで夜は消すようにすると便利です
ライトは1日8〜10時間ぐらいつけるのがいいよ
ろ過システム
外部フィルター
汚れた海水をフィルターやろ材に通してきれいにしてくれます
色々ある中でも外部フィルターは、はじめて海水魚を飼う人におすすめです
- ろ過能力が高い
- 設置が簡単
- 音が静か
- 水槽用クーラーと接続できる
オーバーフローろ過槽
水槽の下にろ過専用の水槽があるシステムです
自分でカスタマイズが可能ですが、それなりの知識がいるので違う記事で詳しく解説します
底砂
底砂には見えない生きものがたくさん住み着いて水をきれいにしてくれます
見た目もきれいなので2~3cm入れるのが良いです
あまったからといって3cmより多く入れるのはおすすめしません
底砂のサイズは色々ありますが細かすぎるのは砂がまうので、私は3番というサイズを使っています
ライブロック
水槽をはじめる時にライブロックはかなり重要です
ライブロックはたくさんの生きものが住んでる石で、その付いてる生きもの達が水をきれいにしてくれます
お魚のかくれる場所や寝る場所にもなるので、1〜2kgぐらいあると良いです
私がはじめて買ったライブロックは上の写真のライブロックで、3000円もしてビックリしました
500gぐらいのを4つとかが良いかもしれません
フード
お魚のフードは各メーカーから色々でてますが、はじめはお魚を買うショップで何をあげているか聞いてから同じものをあげるのが良いです
食べ慣れたものなら食べてくれるはず
私はメガバイトSとテトラマリンをメインであげています
メガバイトSは食いつきがかなり良いです
浮くので水槽の下が汚れにくいのも良いです
テトラマリンはコスパが良いです
食いつきはそこまで良くなかったのですが、慣れてくると全然食べます
最近はこちらをメインであげてます
沈むので残ると水槽が汚れるので量には注意ですね
その他の必要なもの
他にも準備するものがいくつかあります
- カルキ抜き
- 人工海水
- 比重計
- ヒーターやクーラー
- 水温計
- バケツ
- バクテリア剤
カルキ抜き
水道水を使う時は必ずカルキ抜きをしてから海水を作ります
入れて混ぜるだけなので必ず使いましょう
私が使っているのは、テトラのコントラコロラインです
カルキ抜きは他のを使っても違いが分からなかったのでコスパで選びました
人工海水
人工海水もたくさん種類がありますが、私が今使ってるのはマリン・テックのシーライフです
- コスパが良い
- 近くのショップに売っている
- 溶けやすい
- 水質に問題ない
色々な人工海水を試しましたが、よく使うものなのでコスパと近くのショップですぐ手に入るのは助かります
水質もお魚はもちろんサンゴも飼えて成長もしているので良いですよ
比重計
人工海水を作る時に必ず必要です
水槽内の比重が合っていないと、お魚が弱ります
私が使っているのはカミハタのディープシックスです
この比重計は測るとき、ゆっくり海水が入るので測定が安定していて使いやすいです
デメリットは高さなんですが20cmあります。
少ない海水を作る時に困ると思いますが
この2Lの容器が大活躍します
これで少ない海水も作れるので、ちょい足しに便利です
比重計は使っていくうちに比重がずれてくるので、2つ持っていると安心です
ヒーターやクーラー
海水魚は年中24〜26℃でキープするのが理想です
ヒーターは水槽の中に入れるだけなので設置は簡単です
サーモ付きのヒーターが管理しやすくておすすめです
問題はクーラーです
夏の約3ヶ月を、どう乗り越えるか
- 水槽用のクーラーを設置
- 電気代はかかるけど水槽の部屋のクーラーを24時間つけっぱなし
- 水槽用ファンでなんとかする
水温的には1のクーラー設置が理想ですが、金額が高いです
しかも音がうるさいです
はじめての夏は2が良いかもしれません
エアコンのある部屋限定ですが、人も24時間快適でお魚も快適です
デメリットは家族の同意と電気代です
3は猛暑日の時に温度が下がりにくいのでおすすめはしませんが
涼しい地域の人は良いかもしれません
水温計
毎日見るので必ず付けましょう
私はデジタルのものを2つ付けています
どちらかが電池が切れたり壊れたりした時に対応できるからです
バケツ
海水を作る時に必要です
目盛りがある10〜15Lぐらいのバケツが良いと思います
2つあると水換えの時に便利です
バクテリア剤
バクテリアは水の汚れをきれいにしてくれる微生物です
はじめにバクテリアを増やしてお魚を入れても汚れにくい環境を作っていきます
私が使っているのは、GEXのバクテリアサイクルです
コスパは良いし水槽も安定しています
お魚を飼う前にやること
海水魚は水槽や必要なものと一緒にお魚を買ってきても飼えません
理由は、水槽が立ち上がってないからです
水槽の立ち上げとは、簡単に言うと海の水に近い状態にすることです
- 海水を作ろう
- 底砂を入れよう
- ライブロックを入れよう
- 水質検査のやり方
などを詳しく書いてます
立ち上げの期間は約1ヶ月です
早く立ち上げる方法もありますが、今回は1ヶ月かけてゆっくり立ち上げていく方法を説明します
最後に水質を検査して合格すれば、お魚が入れれる状態になるので頑張っていきましょう
海水を作ろう
バケツに水を入れてカルキを抜く
まずは海水作りです
バケツに水を入れて、カルキ抜きを入れて混ぜます
テトラコントラコロラインはキャップで量が計れるので便利です
適切な量を必ず入れましょう
人工海水を入れて溶かす
シーライフは10Lの水に350g入れます
私はそのまま人工海水をバケツに入れてますが、300gはかって溶かしてから後でたしていく方が合わせやすいと思います
ポンプを使うと5分ぐらいで透明になります
手で混ぜても大丈夫です
この時にヒーターも一緒に入れて温度を合わせていきます
比重合わせと温度合わせ
比重計は上の青い部分を持って水槽に沈めます
すると下から水がゆっくり入ってきます
水が止まるまで待ちます
止まったら水から出して比重を見ます(上の青い部分を軽く持てば水平になります)
比重は1.022~1.023に私はしています
比重が低ければ人工海水をたして溶かします
それを繰り返して
温度が24~26℃になってから最終の比重を計ってください
これで海水は完成です
底砂を洗って入れよう
底砂はバクテリアが付いて水をきれいにしてくれるので、はじめての時は入れた方が良いです
底砂も色々な種類がありますが、早く水を安定させたい場合はバクテリア付きの底砂もあります
今回は定番のバクテリアが付いてない底砂を入れます
底砂を洗う
まずは底砂を水道水で洗います
天然のサンゴ砂なので欠片などでケガすることがあるので手で洗わないようにしましょう
洗いはじめはゴミがたくさん浮いてきて真っ白になります
10回ぐらい洗うときれいになってきました
白にごりは完全には取れなくて大丈夫です
これを水槽の中に入れていきます
底砂を水槽に入れる
カップなどですくって水をできるだけ切って水槽の中に入れてください
この時、作った海水を水槽に少し入れておくと砂が入れやすいよ
ならして2~3cmしけたら大丈夫です
あまったからといって多く入れないようにしましょう
海水を入れてポンプ(外部フィルター)を回す
作った海水を入れていきます
底砂が舞わないように下に計量カップなどを置いてゆっくり入れてください
後はポンプ(外部フィルター)を回したら、底砂のにごりが取れてきます
外部フィルターの場合、呼び水をしてから電源を入れる
オーバーフローの場合、ろ過槽にも海水を入れポンプの電源を入れる
ライブロックを入れよう
次はライブロックを入れていきます
ライブロックは買ってきてそのまま水槽に入れてはいけない場合がほとんどです
見える生きものを取りのぞく作業と
見えない生きものの良い子だけを残す作業があります
それをキュアリングと言います
ライブロックを入れる準備(キュアリング)
キュアリングは買ってきたショップのライブロックによって違いがあるので、正解がむずかしいのでショップであるていど聞いて帰ってください
今回は私がするキュアリングのやり方を紹介します
まず海水にヒーターとエアーポンプを入れて電源を入れておきます
私が使っているのはエアーも出る水中ポンプです
次にライブロックの観察をしていきます
手前の3つのライブロックは紫色が多くて良いライブロックですね
よ〜く観察すると
ぷにぷにした生物を見つけました
その他にもカニやシャコなどがいる場合があるので
取り除きます
海藻やサンゴが付いてることもあるので私は喜んで水槽に入れます
後、大事なポイントは匂いです
海の磯の匂いは大丈夫ですが、鼻にツンとくる腐ったような匂いがするライブロックは入れないようにしましょう
観察をして取り除くものを取り除いたら、準備したバケツに入れ約1日待ちます
これでキュアリングは完成です
ライブロックをレイアウトする
ライブロックは適当に置くのではなく空間ができるように置いていきます
水槽のすみずみまで水が回るようにすると汚れがたまりにくくなるから良いです
レイアウトは好みがあると思うので、頑張って組んでいきましょう
バクテリア剤を入れてポンプをまわして待つ
バクテリア剤を入れます
私が使っているGEXのバクテリアの場合
よく振ってから
水槽セット時の1日目は海水10Lあたり10mL入れてポンプを回します
ポンプの回し方は各メーカー違うので説明書を読んでください
ポンプは24時間回しっぱなしです
2日目以降は海水10Lあたり4mLと決まった量を毎日入れていきます
時間をかけてライブロック・底砂・ろ材に良いバクテリアが付き
水槽が立ち上がってきます
水質検査
最後に水質検査に合格すればお魚が入れれる状態になります
ポンプを回して約3週間して検査をしていきます
ライブロック・底砂・ろ材の質や量によって検査に合格する確率が変わってきます
水質検査は
- アンモニア
- 亜硝酸
- 硝酸塩
を検査します
今回使った検査キットは、バイコムのスターターテストキットです
説明書を見ながら検査していきましょう
アンモニアから検査をして合格なら亜硝酸を検査します
アンモニアも検査が青くなったら不合格なので先の検査に進まず1~2週間たってから
またアンモニアの検査をしてください
アンモニアと亜硝酸が合格して最後の硝酸塩の結果が赤かったら
合格です
赤いからといってビックリしなくて大丈夫ですよ
硝酸塩のある状態までいけたら
最後に3分の1水換えをして立ち上げが完了します
硝酸塩は毒性が低く水換えをして、ある程度取りのぞくことができます
これでお魚が飼える水が作れました
お魚を買ってから水槽に入れるまで
お魚の飼う準備ができたら近くの海水魚ショップに
お魚を買いに行きましょう
お店に入って心変わりするかもしれませんが
ある程度ネットなどで調べて飼えそうな種類をピックアップしてから行きましょう
買って帰ってから水槽に入れるまでの水合わせも説明します
海水魚の買い方
海水魚ショップの選び方
できるだけ家から近い海水魚専門店か熱帯魚専門店がおすすめ
理由は、家に連れて帰るまでの水温変化が少ないからです
お魚は水温の変化に弱いので、車で行けるならエアコンがあるので安心ですね
総合ペットショップだと犬猫ちゃんメインなところが多いので、初心者のうちはプロのスタッフが居る専門店が良いですよ
お魚の選び方
飼いたいお魚がお店にいたら
店員さんに「この◯◯◯フード食べますか?」って聞いてみましょう
お魚も毎日ご飯をくれる人がわかるので
店員さんが水槽に近づくだけで「ご飯かな?」って水面によってきます
よってきたお魚達はフードを食べると思います
その中から定員さんと相談して選ぶのが良いですね
お魚の餌付けは、はじめての人には難しいのでフードを食べない子はやめておきましょう
お魚の水合わせのやり方
家に帰ったらすぐ水合わせをします
夏と冬はとくに水温が変わりお魚が弱ってしまうので、着替えなどする前に水槽に直行です
水合わせは慎重におこないましょう
お店の海水と自分の水槽の海水は人工海水が同じだったとしても環境によって違いがあるので
自分の海水にならしてから水槽にお魚を入れていきます
まずは水温合わせ
ふくろのまま水槽に浮かべて水温合わせをします
この時、水槽の水があふれないように注意してください
20~30分すれば水温が合うと思います
水槽の水温計を必ずチェック
24~26℃になっているか確認しましょう
お魚の水合わせ
水温合わせが終わったら、水槽から取り出してふくろを開けて水を半分ぐらいにします
ふくろを開けたまま水槽に洗濯バサミなどで固定します
水槽の海水をスポイトでとります(計量カップなどでもいいです)
その海水をゆっくりふくろに入れていきます
5分おきにくりかえし入れて、30分ぐらいかけて元の量ぐらいにしてください
また同じことをくりかえします
ふくろの水を半分ぐらいにして30分ぐらいかけて元の量ぐらいに戻して、水合わせは完了です
お魚があばれる時は、さらに慎重に点滴のようにゆっくり入れる
飛び出ないように何かでフタをするようにしてください
水合わせをすると水槽の水がへるので新しい海水も2Lぐらい作るようにしましょう
お魚を水槽に入れる
ふくろの水が水槽に入らないように
目の細かいアミで入れるか、手ですくって優しく入れてください
荒い目のアミはお魚を傷つけることがあるのでやめましょう
つかまえにくい場合は、ふくろの水をへらしてください
お魚を入れてすぐはライブロックなどに隠れますが大丈夫です
隠れたからといって焦ってフードはあげないようにしてください
水槽のフタをして
少しはなれた場所から見守りましょう
時間がたてば、少しずつ水槽になれて出てくると思いますよ
お魚のお世話やメンテナンス
お魚は、きれいな海水だと元気よく泳ぎます
日々のお世話や週1回のメンテナンスで元気なお魚をながく飼いましょう
- お魚のフードのあたえ方
- 水槽にたし水
- コケ掃除
- 水槽の水換え
などを詳しく書いています
お魚のフードのあたえ方
お魚も人と同じで、起きて食べて動いて食べて寝ます
そのサイクルを作ってあげてください
- 1日2回あげる
- 食べ残しがでない量をあげる
- 同じ時間にあげる
- 同じ場所であげる
1日のフードの回数は2回
私は朝と夕方の1日2回あげています
3回でも良いと思いますが、同じ時間にあげるのが難しくなりそうなので私は2回にしてます
1回でもやせているお魚がいないのであれば問題ありません
ただ飼い始めは太らせた方がよいので、2~3回がよいですね
1回のフードの量
食べ残しは水を汚すので、少しずつあげてください
10粒ぐらいあげて食べきるまで待って、また10粒ぐらいあげて食べきるまで待って
を繰り返せば下にフードが落ちにくいので良いと思います
お魚の大きさにもよりますが、2~3cmのお魚は20~30粒ぐらい
4~5cmのお魚は40粒ぐらい食べると思います
あげれない時があっても量は毎回同じぐらいにしましょう
フードを多くあげすぎて底に落ちた時は、ヤドカリなどを飼っていれば食べてくれますが飼っていない場合はアミやスポイトで取るようにしましょう
フードをあげる時間
時間は人によって違うと思いますが
毎日だいたい同じ時間にあげると良いです
私は起きる7時にタイマーでライトが付くように設定しているので、7時にお魚も起きてきます
起きて泳ぎだしたら、朝のフードをあげます
次は夕方仕事から帰ってきてあげてます
自分の生活に合わせてライトが付いてる朝と晩あげるのが良いです
ライトが消えている時はあげないようにしましょう
フードをあげる場所
いつも同じ場所からフードをあげてください
お魚はこの場所からフードが落ちてくることを覚えます
手前の水流の少ない方の右か左が良いと思います
すぐフードが流される場合はポンプを止めてあげましょう
食べ終わったらポンプを入れるのを忘れないように
水槽にたし水
水槽の海水は蒸発して毎日少しずつ減っていきます
とくに冬のヒーターを付けている時期はかなり蒸発してしまうので、毎日たし水をしましょう
海水が減ると海水が濃くなっていきお魚が調子をくずします
たし水のやり方は
- 計量カップなどに水道水を入れる
- 適量のカルキ抜きを入れて混ぜる
- 水槽の水流が強い場所に少しずつ入れる
減った量をわかりやすくするために水槽の水面の外ガラスにシールなどを貼って
そのシールより海水が下にいったらたし水をしていきます
私はたし水の時、少量なので温度合わせはしませんが温度合わせをした方がお魚がビックリしなくて良いと思います
たし水する時は、水槽の比重もチェックしましょう
コケ掃除
どんな水槽でもコケは生えてきます
とくに立ち上げたばかりの水槽は安定していないので色んなコケが生えてきます
コケ掃除のやり方は
- マグネットクリーナーで掃除する
- コケ取り貝を入れる
- ヤドカリを入れる
この3つは簡単なのでやっていきましょう
マグネットクリーナーで掃除する
ガラス面が少しでも汚れてきたなと思ったらマグネットクリーナーで優しくなぞるようにコケを落とす
ほったらかしにするとマグネットクリーナーで落とせない硬いコケになり、スクレーパーなどでゴシゴシ掃除しないといけなくなります
マグネットクリーナーは急に動かすとお魚がビックリするのでゆっくり動かす
底砂がまわないようにしましょう
コケ取り貝を入れる
ガラス面を中心にコケを食べてくれる貝
どこのショップにも100円ぐらいで売ってるので
この貝は必ず入れた方が良いですね
貝も生きものなので死んでしまうと水を汚すので
ショップで選ぶ時は、ガラスにくっついてるよく動く貝を選びましょう
30cm水槽で2匹、60cm水槽だと4~5匹ぐらい入れたら良いですね
ヤドカリを入れる
ヤドカリはライブロックや底砂の掃除をしてくれます
お魚が食べ残したフードも食べてくれるのでおすすめです
脱皮を繰り返して大きくなるので、貝殻があるとヤドを変えたりして楽しいですよ
水槽の水換え
水換えは、お魚の数などで変わってきますが
基本1~2週間おきに3分の1が良いとされています
私の水換えは少し違って毎週休みの日に10Lの水換えをしています
水槽の水量は約50Lなので5分の1ほどになります
10Lの海水が作りやすいのと、少量をこまめに換える方が水質の変化が少ないのでお魚には良いと考えています
お魚を増やしたりしてコケが増えることがあったら、水換えの量を増やしたり回数を増やして対応してください
まとめ
今回ははじめての人でも海水魚をうまく飼えるようになる記事を書きました
- 丈夫で飼いやすいお魚を選ぶ
- お魚を飼うのに必要なものをそろえる
- お魚を飼う前の水作り
- お魚の買い方、水槽への入れ方
- お魚の日々のお世話やメンテナンス
海水魚を飼うには時間やお金が必要ですが
元気に泳ぐお魚を毎日見ていると癒やされたり自分も元気をもらえます
私の飼い方が参考になれば嬉しいです